SD(岡本・堀川)研 / 竹野研 (旧:菅原研究室)

研究室概要

■ 研究・教育の目標

 企業や大学,その他の組織において,経営に明るい技術者を育てる動きが活発になってきている。本研究室では,両講座を通じ情報科学を主体に経営科学を取り入れ,社会的応用を指向した情報システムの構築に関する研究と教育を実践している。

■ ソフトウェア設計学講座(学部)

 ソフトウェア設計学講座では,社会の多くの分野において有効に活用されるソフトウェアを設計するための人材育成を目的としている。そのため,ヒューマンインタフェースやユーザビリティを考慮し,ソフトウェア設計のための基準に関する検討から,実際にソフトウェアを構築し社会で広く活用し,その有効性を評価するまでの幅広い観点から研究・教育を行っている。

■ 経営情報システム学講座(学部)

 経営情報システム学講座では,企業や公共事業体等における情報化推進のため,マーケティング,生産,流通,財務などの経営諸活動における理論を修得し,それらの活動を支援する情報システムの開発・管理を行うための人材育成を目的としている。そのため,経営環境の変化に対応するためのシステムズ・アプローチについての実務的な応用力育成の観点から研究・教育を行っている。

■ 大学院博士前期・後期課程

 院生ゼミは社会人学生にも対応できるように開催し,それぞれの研究テーマに関する進捗の報告や研究発表会の演習を基にした議論・指導により,関連学会での成果発表を行っている。

 本研究室では,研究指導の一環として, 3・4年次生を対象とした演習をゼミ形式によりそれぞれ毎週開催している。この学年別ゼミでは,各自が持っている研究テーマに関する文献の調査報告や開発中のソフトウェアの進捗状況を報告し,議論・指導を行っている。さらに,工場や福祉施設における学外演習も取り入れることにより,現実的な問題点の理解を深めている。このように,学部の両講座及び大学院の両課程を通じ,従来的な情報科学のみならず応用分野における講義・演習をカリキュラムに取り入れ,学生の志向や理解度を確認しながら情報処理技術を修得し,社会的応用を志向した情報システムの構築を目指して複合領域における専門家および研究者の育成を行っている。


Powered by WordPress, PHP, MySQL, Apache and NetBSD.